
ノルウェージャンクルーズラインのバルセロナ発のバケーションに出発する前に、この港町の観光スポットや情報についてご覧ください。 昔の文化と現代の名作が絶妙な調和を織り成す街。 事前に計画して、この見事な都市についての理解を深めましょう。
1. サグラダファミリア聖堂

この素晴らしく、しかしまだ未完成の聖堂はアントニ・ガウディによって設計されました。バルセロナでは最も有名で、訪問者数も最多の観光アトラクションであり、133年以上にわたって建設が続けられていますが、未だ完成していません。 聖堂の様式はスペインの後期ゴシック、カタロニアのモデルニスモ、アールヌーヴォーの影響を融合したもの。 建築と芸術の真の名作と言えるでしょう。
ガウディの当初の設計では、合計で18本の塔が建てられる予定です。 それらは低い順から、12使徒、聖母マリア、4人の福音書記者、そして最も高い塔がイエス・キリストをそれぞれ表しています。 あらゆる場所に素晴らしい彫刻と建築の粋が施されており、近くでよく見れば、その見事さがまさに実感できるでしょう。 完成は、1926年のガウディの逝去からちょうど100周年にあたる2026年に予定されています。 完成すれば、着工から計144年かけて建設されたことになります。 ガウディは、この聖堂の完成には長い時がかかることを理解していましたが、「私の顧客(神)はお急ぎにならない」という名言を残しています。
2. マジックファウンテン ショー

マジックファウンテンもバルセロナの必見のアトラクションです。 こんな噴水を他で見かける機会はないでしょう。 水と光と音楽の華麗なショーは、まさに空中で繰り広げられるマジック。
1929年に開催されたバルセロナ万国博覧会の目玉の一つだったマジックファウンテンは今でも、バルセロナの代表的なスポットとして知られています。 水と光のショーは夏季は木曜から日曜に行われ、観覧はいつでも無料。 地下鉄(メトロ)に乗ってエスパーニャ駅で下車すると、年間約250万人が訪れるマジックファウンテンにたどり着きます。
3. バルセロナのピカソ美術館

数多くの名作を残した世界でも最も有名な画家パブロ・ピカソは、1895年から1904年まで家族とバルセロナに居住していました。 芸術家としての才能を大きく伸ばした時期をこの都市で過ごしていたと言えます。 まだ駆け出しとして苦心していた頃のピカソにバルセロナは大きな影響を与え、自作を初めて出展した地でもあります。 鮮やかな個性を伝える同美術館のコレクションは、ピカソの芸術家としての成長と創造性を物語ります。 美術館は、中世の風景を色濃く残すボルン地区の、立派なゴシック建築の邸宅に囲まれた場所にあります。
4. ランブラス通り

スペインの詩人フェデリコ・ガルシーア・ロルカはこう語りました。「終わりなく続けばいいと願う、世界でたったひとつの道だ。」 ランブラス通りは、カタルーニャ広場からポルトベイ港のコロンブス記念碑まで続くストリートです。 この道を散策し、周囲のエネルギーを感じてみてください。 タパスを供するカフェやレストランが味覚を刺激し、ストリートパフォーマーはさまざまな芸や驚きの光景で目を楽しませてくれるでしょう。 また、ランブラス通りから道を1本外れたところには、ひときわ色鮮やかなラ ボケリア食品市場があり、あらゆる食品が豊富に並んで美しい光景を作り出しています。 ここも必見のスポットです。 カメラを忘れず持参して、楽しいひと時をお過ごしください。