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ケチカンクルーズで絶対に見逃せない体験

霧に包まれた山々、トーテムポール、杉の生い茂る多雨林、かつての売春宿。ケチカンは、アラスカアドベンチャーの代表格とも言える存在です。 小川はたくさんの鮭であふれ、空にはワシが舞い、森の奥にはアメリカグマが悠々と暮らしています。 カメラはもちろん、冒険心がなくては楽しめません。 何といっても、ケチカンあってこそのアラスカクルーズ

ミスティフィヨルド国定公園

この地域を旅するなら、ハイライトはやはりミスティフィヨルド国定公園です。 広さは約230万エーカーで、アラスカ国有林のなかでも最大の規模を誇ります。 実はこの国定公園、17,000年以上前は氷ですっぽり覆われていました。 それが時を経て、氷が動いたり溶けたりして深く切り立つ崖ができ、水面から何千フィートにまで高くそびえるフィヨルドとなったのです。 ミスティフィヨルドを飛行機やボートで見に行ってみましょう。ほとんどのツアーには、周辺の森を歩くちょっとしたハイキングが盛り込まれています。 ここではクマ、ムース、オオカミ、ラッコ、アザラシ、シャチなど、アラスカを代表する野生動物たちが勢ぞろいです。

クルーズでミスティフィヨルド国定公園へ

トーテム ヘリテージセンター

ケチカンはトーテムポールの街で、その芸術作品ともいうべき姿を間近で見る機会がたくさんあります。 まずはトーテムバイト州立歴史公園へ。ここでは1938年以来、古い生活習慣を捨てようと躍起の先住民が周辺の森林に残したトーテムポールを回収・復元してきました。 今では世界クラスのトーテムポール14体のほか、復元された先住民のクランハウス(集会場)が見られるようになっています。 実際に現地を訪れると、ワシやクマ、オオカミ、ワタリガラス 、ビーバー、シャチなどが積み重なったトーテムポールのデザインと合わせて、その背後にある伝承を知ることができます。 また近くにあるトーテム ヘリテージセンターでは、復元されていない状態のトーテムポールが展示されています。その数は世界最多で、なかには100年以上前に作られたものも。 かごやお面、トーテムポール発祥の村の興味深い19世紀当時の写真なども並んでいます。 一方、ポトラッチ トーテムパークでは、アラスカ先住民の村がそっくりそのまま再現されています。ここではトーテムポールが制作されていて、作業中の職人が巧みに杉の丸太を削る様子も見られます。 ワタリガラスを讃えた高さ42フィートのトーテムポールも印象的で、ワタリガラスは太陽を世界に解放した神の象徴です。

ケチカンのクリークストリート

ケチカンのクリークストリートは、歴史的な背景を持つボードウォーク(板張りの遊歩道)で、ケチカンクリークの土手沿いにあります。1920年代には風俗街として栄え、当時20軒以上の売春宿がありました。 今はお店やレストランになっているため、散策が楽しめます。 マリードマンズトレイル(Married Man's Trail)がすぐそばありますので、歩いてみませんか?かつて売春宿に入り浸っているのを知られたくない既婚男性が、裏口から出て森の中を抜けるのにこの道を通りました。 また、禁酒法時代はどの宿も床に隠し戸を作り、ボードウォークの下にいる船からお酒をこっそり受け取っていたと言います。 それから、ドーリーハウスも訪れてみましょう。 ここは1954年まで営業していた売春宿で、ボードウォークで最も名の知れた女性経営者が暮らしていました。 現在、唯一残っている売春宿でもあります。

クルーズでケチカンのクリークストリートへ

アラスカ レインフォレスト サンクチュアリー

冒険心が再び頭をもたげたら、トウヒ、ツガ、スギが深く生い茂る40エーカーのアラスカ レインフォレスト サンクチュアリーへ。 森を抜ける0.5マイルのハイキングコースがあり、高く設置されたプラットフォームから、クマが川で鮭を捕まえるシーンがよく見られます。 そして場所を同じくするアラスカ ラプターセンターでは、 傷ついたワシやタカ、フクロウが手当を受けて再び元気になる様子を見ることができます。

数ある思い出話のなかでもケチカンでの体験談はきっと大人気となることでしょう。