アラスカクルーズの地ビール醸造所巡り

アラスカクルーズは一度は行ってみるべきです! アラスカクルーズというと、風情あるアラスカの港数ヶ所とカナダクルーズのビクトリア港に立ち寄るのが通例です。 寄港地ではホエールウォッチングや巨大な氷山、釣りなど、他では体験できないアクティビティが待っています。 原野のトレッキングを楽しんでゴールドラッシュの舞台となった町に立ち寄ったら、地元醸造所の本格的な美味しい地ビールを味わってみてください。 アラスカクルーズで行っておきたいおすすめの地ビール醸造所をご紹介します。
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ジュノー:
ここ米国49番目の州で最も有名な醸造所と言えば、おそらくアラスカンブリュワリーでしょう。ジュノークルーズ港からタクシーで北に向かってすぐのところにあります。 ジュノーの町唯一の醸造所で1986年に創業し、日曜が定休日です。 米国西部まで販売を展開しています。 中西部や東海岸在住の場合、アラスカンブリュワリーのビールを近所で見つけるのは至難の業です。お立ち寄りの際にぜひお試しください。
スキャグウェイ:
スキャグウェイブリューイングではSpruce Tipというビールが有名で、独特のフレーバーをつけるためスプルース(トウヒ)のチップが入った樽で醸造されています。 さらに、スキャグウェイクルーズ港から歩いてほど近い場所にパブもあるため、普段は味わえない各種ビールを楽しみましょう。もちろん、歩いて船まで帰る時間も計算に入れておいてください。
ゴールドラッシュブリュワリーは少し郊外にありますが、バスや自転車を使ってクロンダイクハイウェイを行けばそう時間はかかりません。 バーは週6日営業で、他では味わえない絶品のルートビアを試飲したり、エールビールを飲みながら南部スタイルのバーベキューを楽しむこともできます。
シトカ:
アラスカクルーズでシトカが寄港地に選ばれることは多くありません。もしその機会に恵まれたなら、バラノフアイランド ブリューイングカンパニーを訪れ、季節の地ビールを味わってみましょう。 ここではパンチの効いた黒ビール、Medvejieが絶対おすすめです。
ビクトリア:
厳密にはアラスカではありませんが、ほとんどのアラスカクルーズでは、カナダ太平洋岸のこの港に1日寄港します。これはビール好きの方には朗報です。なぜなら優れた地ビールの醸造所がいくつもある、というのがビクトリア人(ビクトリア州民)の自慢でもあるからです。 どうやって地ビール全種類を制覇するかが唯一の問題ですが、残念ながら答えはありません。
一番の方法は、寄港地から最も遠い醸造所からスタートして戻ってくる形で醸造所巡りをすることでしょう。そうすれば、思いがけず一泊する羽目になることもありません。 スピンネーカーズ ガストロブリューパブは、街はずれの閑静な場所にあります。 最後までOrange Karma Oatmeal Creamが登場しなかった場合は、1パイントで追加がおすすめです。 重厚で味わい深いビールなので、時間通りに船に戻るのが大変になるかもしれません。


次の1軒はバーが最高なカヌーブリューパブです。 倉庫を改装したパブで、広いサンデッキからは港を一望することができます。この醸造所とレストランは夏には地元客で賑わう人気スポットでもあります。 行列ができるほどの人気店です。特に屋外席を希望する場合は時間に余裕をもって出かけましょう。
そこから少し先にはバンクーバーアイランド ブリューイングカンパニーがあります。こちらはバンクーバーでNo.1の有名店と言っても過言ではないでしょう。 Hermannator Ice Bockは素晴らしい受賞歴を誇る、飲めば納得のビールです。 さて、ここでビールは一休みして、この堅牢な施設の見学はいかがでしょうか。 Q&Aで英語のアクセントを維持できたグループは特別ポイントを獲得できます。
最後(そして船から最短距離)の店がダウンタウンにあるスワンズブリューパブです。 ここのインディア ペールエールは、私にとって今回のクルーズで最高のものでした。ぜひセットで注文してお気に入りの6種類を味わってください。 また、テーブルも不要です。 部屋の中央にはスタンド形式のバーがあってイスも必要なく、ビールや手荷物はもとより、体を支えてもくれます。
ビクトリアには他にも地ビール醸造所がありますが、これ以上おすすめすると法務担当チームからお咎めがあるかもしれませんので、この辺りで止めておきましょう。 なんとか船に戻るわけですが、道中、ビクトリア州議事堂をはじめ、撮影スポットでシャッターを切るのをお忘れなく。 そして何より、どこの醸造所のビールが一番気に入ったか覚えておきましょう。ほとんどの醸造所では通販もやっています。クルーズが終わって多忙を極める日常に戻った際、次の乗船までのモチベーションをキープしてくれるはずです。
EDITOR'S NOTE: This article was originally published on Dec. 2, 2015. 関連する航程を掲載するために更新されました。