スワードの見どころ

アラスカへのクルーズほどアドベンチャーが体験できるものはありません。 そこには「午前中は氷河を横目に見て、午後は野生のクマをカメラに収め、夕食は獲れたてのサーモンで」、そんな一日が待っています。 そして、そのアドベンチャーがさらに膨らむのが寄港地のスワードです。 ここでは、冒険心を刺激するスワードの見どころをいくつかまとめました。
キーナイフィヨルド国立公園
スワードきっての観光名所、キーナイフィヨルド国立公園。 580,000エーカー以上もある広大な園内では、40つの氷河がアメリカでも有数の規模を誇るハーディング氷原に流れていく様子を見ることができます。 公園の名前は、氷原から氷河が山を彫り刻みながらゆっくりと流れ落ちるときに形成された無数のフィヨルドに由来しています。 公園を巡るには、車や徒歩では入れないエリアにも行けるボートツアーがおすすめです。 氷河から切り離された氷が海に流れる様子を間近でご覧ください。 アザラシやアシカ、アメリカグマ、エトピリカ、ザトウクジラ、シャチなどのシャッターチャンスもお見逃しなく。 冒険心旺盛な方は、大自然と一体感を味わうことのできるカヤックにぜひ挑戦を。 人気のイグジット氷河を訪れるバスツアーでは、水上から見るのと同じ海の生物に会うことができます。 往復8.2マイルのハーディング氷原のハイキングコースもおすすめです。

アラスカ シーライフセンター
アラスカ シーライフセンターは1989年に起きたエクソンバルディーズ号原油流出事故を受けて、アラスカ独自の海洋環境の調査や教育、そして再生を目的に設立されました。 アラスカに生息する海の生き物を間近で見ることができます。 トドやゼニガタアザラシ、エトピリカ、珍しい種類のカモ、ミズダコなどは必見の価値があります。
マウントマラソン
そのマラソンは、山の近くでの言い合いから始まりました。 バーで地元の人たちが1915年に、1時間以内に山頂まで駆け上ることができるかどうかという賭けをしたのです。 上りの道は1マイルもありませんが、3,022フィートの急斜面です。 第1回目のマラソンの勝者は62分で完走したため、賭けに負けることになりました。 レースは毎年開催されていますが、現在の最高記録は2016年の41分26秒です。 険しい山岳コースを登り切ると、思わず息を飲むようなレズレクション湾とスワードの街の景色が眼下に広がります。

スワードラグーンとボビーベンソン記念公園
バードウォッチングに最高のスワードラグーンとボビーベンソン記念公園。1927年にわずか13歳にしてアラスカ州旗をデザインした少年の名前に因んだこの公園には、ラグーンに沿って4分の1マイルの板張りの遊歩道が設けられています。 カワセミやハクトウワシ、カワウソ、色とりどりのカモを見ることができます。
トゥーレイクスパーク
体を動かしたい方には、トゥーレイクスパークでの軽いハイキングがおすすめ。スワードの街と森が接するところにあるこの公園には、2つの小さな湖を囲むように1マイルの遊歩道が設けられ、途中で小さな滝を横目に見ながらツガやトウヒなど針葉樹の多雨林を抜けてハイキングが楽しめます。
レズレクション湾
スワードが位置するレズレクション湾のボートツアーは、当地で大人気のアトラクションです。 知る人ぞ知る湾の洞窟や小さな島を巡って、クジラやアシカ、カワウソ、ハクトウワシ、エトピリカ、ヤギ、そしてクマなどの生き物を観察してみるのもおすすめです。
心ゆくまで冒険を楽しんでください。